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  • 執筆者の写真misuzu-corp

梅の歴史

2019-01-14

 梅は1500年前ぐらいに中国から日本へ入ってきたのが定説となっています。

遣隋使 小野妹子が持ち帰ったとされる烏梅(うばい・うーめい)は漢方薬で、未熟な青梅を燻製にして天日で干して乾燥させたもので、現在でも販売されています。

 その効能は胃腸の働きを活発にし下痢止め、吐き気止め、解熱、虫下し等です。

烏のように真っ黒なので烏梅と呼ばれています。

奈良の月ヶ瀬梅林はかつて烏梅の産地として栄え、京染の媒染剤として出荷された他

薬用にも使われていました。

 

 梅干しについては、初めて登場したのは平安時代で我が国最古の医学書といわれる

「医心方」に梅干しの名が記されています。

 村上天皇(946年~967年)が病に臥せられた時に梅干しと昆布を入れたお茶を

召し上がって回復されたというお話がよく知られています。

これが大福茶の起源とされています。

しそを使った梅干しについては江戸時代に入ってからです。

 梅干はそれまで貴族や武家、僧侶など限られた人々の食薬として利用されていましたが、江戸時代に入り庶民の間に広く普及しました。

江戸の町に梅干し売りが登場し、売り歩いたようです。

梅は中国から伝わりましたが、梅干しの製法が日本で誕生したことは意外ですね!

現代のようにいろんな薬が無かった時代にはずいぶん梅は重用されたことでしょう。

 

 中国で現在どれぐらいの人が梅干しを食べているのかは分かりませんが、ここ2年ほど前から中国国内の需要が延びて、中国から輸入する梅干しの価格が非常に値上がりして、その量もたいへん少なくなっています。

それとは反対に日本では昔と比べて家庭に梅干しを常備されている件数がたいへん少なくなっています。

お米の消費量の減少に伴って梅離れしたのです。

梅を常食することが、病気にかかるのを防ぐこと(予防医学)につながると信じています。

主食のお米と梅干しの消費が復旧しますように願うばかりです。

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